| ブランド |
|
|---|---|
| 定価 | ¥18,700 |
| レザー | 牛キップ(シラサギレザー) |
| シリーズ | シラサギレザー |
| 商品名 | 三つ折り財布 |
| 内側素材 | 札入れ数 | 小銭入れ | カード入れ | 他ポケット |
|---|---|---|---|---|
| 牛蝋引き | 1 | ○ | 5 | - |
| タテ×ヨコ×厚みmm | 原産国 | 備考 |
|---|---|---|
| 100 × 75 × 20 | 日本 | 名入れ加工+¥1650(2W-3W) |
【シラサギレザー】シリーズ
色気のあるムラ染めレザー。コスパもよくキプリス入門編に最適。

【シラサギレザー】寒い地域のキップの原皮を使うことで繊維の締まった原皮を姫路のタンナーでコシのある革に仕上げています。姫路にある白鷺(しらさぎ)城よりネーミング。

表革:ムラ染めが雰囲気の良い表面感。アニリン仕上げ(タンニン×クロームのコンビ鞣し)で染色はイタリイタリアメーカーが得意なハンドフィニッシュですがムラ感がわざとらしくならないように調整する技術は日本ならでは。色気もあります。
裏革:同じくシラサギレザー原皮ですが、裏に最適なタンニンなめしに切り替えロウ引きまで施して丈夫にしています。さらにシボ加工をほどこしているので屈曲にも強いです。
| 表革 | 内装 | 裏地 | 原産国 |
| 牛革キップ(シラサギレザー) | キップヌメ(シラサギレザー)+牛ロウ引き | 合皮 | 日本 |
ムラ染の濃淡がフンイキがあります。各形状6色展開。
【二つ折り財布】 小銭入れ+ベロ付き|シラサギレザー




*カードはベロ付きで通常の二つ折りよりも収納量アップ。
| 価格 | 札入れ | 小銭入れ | カード入れ | サブポケット | ヨコ×タテ×厚み(mm) | 重さ |
| ¥18,700 | 2(中仕切り) | ○ | 10枚 | 6 | 115×97×30 | 105g |
【長財布】ファスナー付通しマチ|シラサギレザー


| 価格 | 札入れ | 小銭入れ | カード入れ | サブポケット | ヨコ×タテ×厚み(mm) | 重さ |
| ¥22,000 | 1 | ○ | 9枚 | 3 | 190×90×15 | 120g |
【長財布】ラウンドファスナーハニーセル|シラサギレザー


引用元:CYPRIS
上位モデルにのみ採用される「ハニーセル構造」のカード入れで、大容量の収納が可能です。
| 価格 | 札入れ | 小銭入れ | カード入れ | サブポケット | ヨコ×タテ×厚み(mm) | 重さ |
| ¥33,000 | 1 | ○ | 21枚 | 2 | 205×95×25 | 185g |
【コンパクト】三つ折り財布|シラサギレザー




キャッシュレスが多くなった方にはこちら。
| 価格 | 札入れ | 小銭入れ | カード入れ | サブポケット | ヨコ×タテ×厚み(mm) | 重さ |
| ¥18,700 | 1 | ○ | 5枚 | - | 100×75×20 | 60g |
CYPRIS(キプリス)財布の特長
日本製らしい繊細な作りと伝統技術。
欠点のない精巧な作りでコストパフォーマンスも良いキプリス。作りは一流で、日本製の革小物はインポートやハイブランドにも負けていません。
キプリスはどこの百貨店にも置いていて、物の割に値段が抑えられていてるので過小評価されている感があります。ブランディングや広告よりも、物作りを重視しているのが日本の職人的ブランドらしさでもあります。
私も以前10年ほど使っていてまだまだ使えましたが、最後は紛失しました泣。あるあるですね...
| 生産国 | 創立 | 工房 | 所在地 |
| 日本製 | 1995年 | 工房は50年以上前からあるそうです。 | 東京 |
【技術力】全体的な技術力は高くディテールも美しいです。「ネン引き」や「ヘリ返し」「菊寄せ」など日本製らしいキッチリとした縫製技術が伝わります。


【菊寄せ】日本の袋物の伝統的な技術で、角のヘリ返しを細かいヒダ状にまとめる繊細な仕上げです。日本メーカーで良く紹介されていてお馴染みですが、海外メーカーと見比べてください。差は歴然です。キプリスはその中でも菊の幅が違うのがわかるでしょうか?普通は均等で寄せますが重ならないようにカットした上で寄せています。驚愕ですね。
【ネン引き】革のフチを焼き締めることで丈夫になり、見た目のアクセントにも。
【ハニーセル構造】複雑な構造でも薄く仕上げる革漉きの技術が光ります。

【日本が誇る一級職人12人のうち7人が在籍】
一級職人がどれだけスゴイかというと新聞紙を二枚に下ろせます...動画でご確認ください。
「革漉き」は革の表側を残して裏を薄く削ぐことを言います。財布では欠かせない技術で、カード入れなどの革の重なる部分を薄くします。新聞紙を二枚に下ろすのは機械でもできない芸当です。
そんな精度の高い技術をもった職人が7人もいる工房の製品は信頼がおけますし、当然工房内での技術指導で全体のレベルも上がります。
「キプリス3つの強み」
- 一級職人は日本に12人、そのうち7人が在籍。
- 高品質で百貨店からの絶大の信頼。
- コストパフォーマンスの良さ。
CYPRIS(キプリス)|財布シリーズ分析
財布は同じような形で違いが分かりにくいですよね。1つのブランドでもシリーズ数が多く何を選べば良いのか迷います。下記にキプリスの中でも定番素材で長持ちする財布を選定しました。
シリーズのラインナップを一望できれば簡単に全体を把握できます。先ずは必要な財布の形状と価格で候補を絞り、好みにあった革で大まかに候補を上げてみてください。
- 財布の形状。
- 価格帯。
- 革の種類は何が良い。
最後にポケットの数などの容量を確認したら自ずと候補が定まります。
【価格/革別チャート】8シリーズ

長く使える10シリーズで価格と形状をグラフ化しました。シリーズに目星をつけると探しやすいです。
二つ折り/長財布/コンパクトの形状で色分けしています。一部シリーズでは無い形状もあります。
【革の耐久性スケール】
財布は革の個性を把握しておくと選びやすいです。
図は一般的にいわれている革の耐久性を右から強い順で並べています。
迷ったらキレイな見た目で耐久性のあるコードバンをオススメします。

丈夫な革を選ぶと10年でも持つ可能性はあります。
基本的には予算が許す限り耐久性がある革を選ぶことをオススメします。
良い物は長持ちしますし、使ううちに味が出て良くなっていきます。結果コスパも◎。
【オススメはコードバン】
コードバンは牛革の2〜3倍の強度といわれていて大変丈夫です。ベーシックな見た目の革の中では一番丈夫で財布に適しています。牛革でも堅牢に加工したブライドルならいい勝負です。
【哺乳類VS爬虫類】
革素材は総じて強いのですがその中でも段階があります。大きく分けると、哺乳類と爬虫類では爬虫類の革のほうが丈夫で、生物が身を守るために表面が固く繊維が密になっています。
【別格のクロコダイル】
革の中でもクロコダイルは別格で牛革の10倍の強度ともいわれています。魅力は見た目だけではありません。
【スペック一覧】10シリーズ
| 革種 | 牛革 | 牛革 | ブライドルレザー | コードバン | コードバン | コードバン | コードバン | リザード |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| シリーズ | シラサギレザー | ボックスカーフ | ブライドルレザー | コードバン×タンニン | コードバン×シラサギ | オイルシェルコードバン(レーデルオガワ) | ホーウィンコードバン | リザード |
| ★コスパ◎ | スーツに最適 | ★堅牢な牛革 | コードバン入門編 | 全部のせ | ★★オススメ | コードバンの最高峰 | エキゾ革入門編 | |
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| 二つ折り | ¥24,200 | ¥22,000 | ¥31,900 | ¥26,400 | ¥37,400 | ¥35,200 | ¥187,000 | ¥64,900 |
| 長財布 | ¥24,200 | ¥30,800 | ¥37,400 | ¥34,100 | ¥49,500 | ¥47,300 | - | ¥91,300 |
| ミニ | ¥18,700 | - | ¥18,700 | - | ¥22,000 | - | ¥132,000 | - |
| 表革 | シラサギ | カーフ | ブライドル | コードバン | コードバン | シェルコードバン | シェルコードバン | リザード |
| 内革 | シラサギ | カーフ | 牛革 | タンニンレザー | シラサギ | ヴァケッタレザー | シェルコードバン | リザード |
| 色展開 | ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() | ![]() ![]() ![]() | 表×裏 ×![]() ×![]() | ![]() ![]() ![]() | 表×裏 ×![]() | ![]() ![]() ![]() | ![]() ![]() ![]() | ×![]() ![]() ![]() |
| 公式リンク | シラサギシリーズへ | ボックスカーフシリーズへ | ブライドルシリーズへ | コードバン×タンニンシリーズへ | コードバン×シラサギシリーズへ | シェルコードバンシリーズへ | ホーウィンシリーズへ | リザードシリーズへ |
CYPRIS(キプリス)Q&A
- Qシラサギレザーとは何ですか?
- A
キプリスの人気のオリジナルレザーです。寒い地域のキップの原皮を使うことで繊維の締まった原皮を姫路のタンナーでコシのある革に仕上げています。姫路にある白鷺(しらさぎ)城よりネーミング。
この原皮をもとに表用と裏用に2種類の仕上げがあります。表革:ムラ染めが雰囲気の良い表面感。アニリン仕上げ(タンニン×クロームのコンビ鞣し)で染色はイタリイタリアメーカーが得意なハンドフィニッシュですがムラ感がわざとらしくならないように調整する技術は日本ならでは。色気もあります。
裏革:同じくシラサギレザー原皮ですが、裏に最適なタンニンなめしでロウ引きまで施して丈夫にしています。さらにシボ加工をほどこしているので屈曲にも強いです。
表革:ムラ染シラサギレザー/裏革:モミ加工シラサギレザー
- Qキプリスは日本のブランドですか?
- A
日本のブランドです。
東京浅草近くに本社があり、ブランド設立は1995年。工房自体は50年以上前からあるそうです。
- Q「cypris」の読み方は?
- A
キプリスと読みます。
- Qキプリスの由来は?
- A
中南米の熱帯雨林に生息する世界で最も美しいとされる蝶類のことです。 ブルーに輝く羽を持つモルフォ蝶のなかでも、ひときわ美しい「キプリス・モルフォ」蝶が由来です。
CYPRIS(キプリス)おすすめ財布【まとめ】
経験上感じるのは、日本のメーカーはとにかく“キチン”としています。マーケットの中でも厳しい百貨店で長年出店し、評価を受けるには品質管理の徹底は必須です。キプリスは日本製品特有の「精巧な技術」、「品質の良さ」、「値ごろ感」を持つ製品を作るメーカーさんなんですよね。
個人的には財布の素材で一番適しているのはコードバンだと思います。ラフすぎない艶のある見た目と丈夫さを兼ね備えた革で長持ちします。手入れも簡単ですし、ここで紹介したヴァケッタを内装に使っているモデルは長年使うことで相当味が出ます。
動物ごとの革の性質は基礎知識なので財布に限らず役に立つのでなんとなく掴んで置くだけで判断しやすくなりますよ。このサイトで良い財布に出会って貰えればうれしいです。
★【シラサギレザー】シリーズ
色気のあるムラ染めレザー。コスパもよくキプリス入門編に最適。
キプリスの人気のオリジナルレザー「シラサギレザー」はムラのあるアニリン仕上げでイタリア的な色気があり華やかな印象。個性はありながらキプリスの中で一番のお手頃価格です。


★【オイルシェルコードバン&ヴァケッタ】シリーズ
国産水染めのシェルコードバンにトスカーナ産ヴァケッタレザーを内装使いの贅沢仕様。
水染めのコードバンは染めを重ねた深みがあります。内装のヴァケッタレザーもエイジングには定評があり使い込んで良くなる楽しみがあります。


シェルコードバン×ヴァケッタレザーシリーズを見る。
【参考記事】キプリスおすすめ財布24選


















