大人気のホーウィン社のシェルコードバンの財布が4万円代。
値段だけではなく、縫製技術もレベルが高く欠点らしい欠点が見あたりません。
縫製に関しては既製品レベルではないと感じました。
オススメはどのブランドでも人気で手に入らくなっているホーウィン社のオイルシェルコードバンを使った財布。
二つ折りで4万円代と他ブランドよりもだいぶ安い価格なので、近いうちに値上がりしそうな気もします…
内装にも牛革ヌメだけの仕様で合皮や布を使っていないので長持ちすることが期待できます。
生産国 | ブランド設立/メーカー創立 | 所在地 |
日本製 | 1992年(1952年) | 🇯🇵日本(東京) |
フラソリティー財布|MENU
★フラソリティー|おすすめ財布3選★
先にオススメ3つを紹介しておきます。
【二つ折り財布】ホーウィンシェルコードバン
シェルコードバンのお買い得感や総革の内装の抜かりの無さ。
【長財布】ホーウィンシェルコードバン
フラソリティーの良さを凝縮した長財布。縫製技術の高さやシェルコードバンの味を楽しめます。
【ミニウォレット】プエブロ
イタリアンレザーを使ったキャッシュレス財布。バタラッシ・カルロ社のプエブロでさえ一万円代。
フラソリティー|シリーズスペック比較
- 【代表シリーズ】コードバンの最高峰ホーウィン社のシェルコードバン。
*コードバンは馬の臀部からしか取れない繊維が密な部分で非常に丈夫です。 - バタラッシカルロ社プエブロ。世界三大レザーに数えられるイタリアンレザーの銘革。
下図はフラソリティーの代表的なシリーズ。
シリーズ | ★🇺🇸ホーウィン | 🇮🇹バタラッシカルロ | 🇯🇵国産キップ |
特徴 | シェルコードバン | プエブロ | – |
二つ折 小銭入 | ¥41,800 | ミニウォレット ¥16,500 | コインケース ¥4,400 |
長財布 ラウンド | ¥55,000 | – | – |
形状 | 4型 | 2型 | 1型 |
表革 | シェルコードバン | プエブロ | キップ |
カラー |
フラソリティー|価格チャート
下図は価格と財布形状の分布を一覧にしました。
定番形状の財布なら“ホーウィンシェルコードバン”をオススメします。他のブランドのシェルコードバンと比べてもかなり価格を抑えています。
ここからは財布の形状ごとに見ていきます。
【二つ折り&長財布】3種
一覧はフラソリティーの二つ折りと長財布の3種。いづれもホーウィンのシェルコードバンです。
【ミニウォレット】2種
フラソリティーのミニウォレットは2種類。イタリアンレザーのプエブロ使用。
キャッシュレス対応でベルト付きと無しがあります。
【コインケース】3種
フラソリティーのコインケースは3種類。
馬蹄型とモダンな形状のガマグチ型。
フラソリティー|3つの特長とデメリット
【フラソリティー3つの特長】
フラソリティーは老舗鞄メーカーのファクトリーブランド。70年続くだけあって縫製のレベルはかなり高く、既製品ですがビスポークブランドのような完成度の高さがあります。
一流の革を使用しながら値段は抑えてあり、個人的にはGANZOあたりにも引けを取らない縫製です。
そんなフラソリティーの特筆すべき特長を3つにまとめました。
【デメリット】
- 在庫が少ない。
- 取り扱い店舗が少ない。
1.高い縫製技術。
既製のレベルでは無い高い精度の縫製。
左:顔料塗料を使わない磨きでの仕上げは一枚革のような一体感。ステッチも細かく繊細です。
右:厚手の芯材を入れた立体感のある引手は既製品ではあまり見ない意匠です。細かいパーツでもコバ処理がキレイです。
薄く漉いた吟面どうしを張り合わせています。吟面は革の層では繊維が密でさらに張り合わせることで丈夫になります。切り替えもなくスッキリしますし、贅沢な作りです。
2.世界有数の銘革使い。
世界的に評価の高い革はだいたい決まっていて、それら銘革を使ったシリーズは間違いないですし、これで満足できないとなるとあとは好みの問題かと思います。
🇺🇸【ホーウィン】シェルコードバン
世界最高峰▶ホーウィン社のシェルコードバン。
フラソリティーの”ホーウィン”シェルコードバンは他のブランドと比べても価格がかなり抑えられています。
コードバン(馬革)は農耕馬のお尻の部分で繊維が密な層があってメチャクチャ丈夫。
中でもオイル仕上げのシェルコードバンはヌラヌラとした光沢と、ムラ感のある表情で愛好者が多いです。
年々原皮の確保が難しくなっていて希少性も高まっています。
🇮🇹【バタラッシ・カルロ社】プエブロ
世界三大レザーのひとつイタリアンレザー。
世界三大レザーにも数えられ、トスカーナ州サンタ・クローチェの伝統技法バケッタ製法が有名です。
バケッタ製法は長時間ピット槽に漬け込んだベジタブルタンニンなめしの革にオイルを染み込ませた革で、プエブロはその中でも個性的な革。表面に起毛を掛け潰した表情は独特な雰囲気があります。
3.洗練されたブランドデザイン
フラソリティーはブランド名やブランドロゴ、サイトデザイン、写真、もちろん商品の革の選択やデザインなどブランド自体がデザインされています。
ファクトリーブランドは安さだけが売りになりがちで、肝心のオシャレさやデザインがおろそかになっている場合も多いです。工場の高年齢化や技術優先の弊害でもあります。
フラソリティーの設立年は1992年でその年に社長が2代目になっているので老舗ブランドの世代交代の好例かもしれません。現在はさらに3代目に引き継がれているので、今後の展開に期待です。
デメリット
- 在庫切れがある➡小売り業がメインでは無いので在庫切れもそれなりにあります。
- 店舗が少ない➡その分コストに反映されています。
フラソリティー|店舗
一部取り扱い店舗あり。メインはショッピングサイトです。
直営店➡ありません。
東京本社は工場のみでショールームや実店舗はありません。
ショッピングサイト
- Flathority公式サイト。
- Mens Leather Store内Flathority
メンズレザーストアーは革小物ブランドの好感度セレクトショップ。
不定期でポイント5倍還元などやっているので先にこちらをチェックしてみてください。
取り扱い店舗
【北海道】大丸札幌6Fレザーグッズ売り場
【北海道】札幌YUIQ
【新潟】KEUNA新潟西
【東京】日本橋タッチアンドフロー
【群馬】GALLERIA mall
【愛知】東急ハンズ名古屋店10階男の書斎
【大阪】フリースピリッツ大阪ルクアイーレ店
【大阪】タバラット
【兵庫】神戸ル・ボナー
【兵庫】フリースピリッツ神戸店
フラソリティー|Q&A
- Qシェルコードバンの特徴は?
- A
シェルコードバンは一般的にホーウィン社のコードバンを指します。
ホーウィン社のコードバンはオイル仕上げで吟面を削る量が少ないので少しラフな印象です。
他にはランドセルで使われる日本特有の顔料仕上げや、染料(アニリン)仕上げの3タイプがあります。
オイル仕上げ 染料(アニリン) 顔料仕上げ 折り曲げに強い 透明感がある 丈夫で扱いが簡単 コードバンの主な仕上げ そもそもコードバンは馬のお尻の部分で繊維が密な層があってメチャクチャ丈夫です。下図
フラソリティー財布|まとめ
財布としてのレベルは高いです。
70年も続いているメーカーなだけあって高い縫製技術。
そのうえ世界的な銘革を使いながら低価格に抑えているのでオススメできるブランドです。
まだ有名にはなっていませんが、財布の品質に定評のあるブランドににも引けを取らないどころか、これよりも確実に品質が高いブランドはそう多くはありません。
現在3代目に世代交代できているのでまだまだこれから世に出てくるブランドだと思います。
MARU
★フラソリティー|おすすめ財布3選★
【二つ折り財布】ホーウィンシェルコードバン
ホーウィン・シェルコードバンのお買い得感やフルレザー内装の抜かりの無さ。
【長財布】ホーウィンシェルコードバン・ラウンドジップ
フラソリティーの良さを凝縮したラウンドジップ。縫製技術の高さやシェルコードバンの味を楽しめます。
【ミニウォレット】プエブロ
イタリアンレザーを使ったキャッシュレス財布。1万円代でプエブロを楽しめます。
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